開催概要
展覧会名 | アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで Arts & Crafts and Design : From William Morris to Frank Lloyd Wright |
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会期 | 2022年9月23日(金・祝)– 12月4日(日) |
展示予定 | 展示予定表はこちら≫ |
休館日 | 月曜日(10月10日は開館)、10月11日(火) |
開館時間 | 10:00 〜 17:00(入場は16:30まで) |
会場 | 府中市美術館 2階 企画展示室 |
観覧料 | 一般900円(720円) 高校生・大学生450円(360円) 小学生・中学生200円(160円) *10月7日(金)から10月10日(月・祝)は、市民文化の日無料観覧日のため、どなたも入館無料です。混雑時には入場制限を行いますので、あからじめご了承ください。 *( )内は20名以上の団体料金。 |
主催 | 府中市美術館、東京新聞 |
後援 | ブリティッシュ・カウンシル |
協力 | マナトレーディング |
企画協力 | 株式会社ブレーントラスト |
お問合せ | ハローダイヤル 050(5541)8600 |
みどころ
「暮らしのデザイン」のはじまり
「アーツ・アンド・クラフツ」という言葉、聞き馴染みのない方も多いかもしれません。一言でいえば、19世紀のイギリスで始まったデザインの革新運動です。それは、人々の暮らしとデザインの関係を大きく変えた運動でした。たとえば、「よいデザインのものは、美しいだけでなく使いやすい」ということは今では当たり前ですが、この考え方のもとにもアーツ・アンド・クラフツがあります。
運動の始まりをたどると、ウィリアム・モリスが新婚の頃に建てた家レッド・ハウスに行き着きます。心地よく暮らせる美しい家にしようと、モリス自身が友人たちと力を合わせ壁紙や窓ガラスの装飾を手作りした家です。モリスは「世界でいちばん美しい家」と呼びました。
そんなささやかな手仕事からはじまったアーツ・アンド・クラフツの精神は、やがてヨーロッパ中に、さらに日本やアメリカにまで広がりました。展覧会では、イギリスを中心に、アメリカでの動向も加え、アーツ・アンド・クラフツの展開をご覧いただきます。
モリスの代表作が勢揃い!
モリスにとって「暮らしのデザイン」のスタートとなった壁紙のひとつが《格子垣》。レッド・ハウスの庭のバラの生垣をデザインのヒントにしたものです。そして、インディゴ染めの代表作《いちご泥棒》や《メドウェイ》など室内装飾の名作、さらに、モリスが晩年に全身全霊をかけて取り組んだブックデザインまで、全20点でモリスの世界を紹介します。
ウィリアム・モリス 格子垣(壁紙) 1864年
アーツ・アンド・クラフツ運動の
発展のキーパーソンの5人
アーツ・アンド・クラフツ運動の発展に重要な役割を果たした5人の人物がいます。装飾家のルイス・フォーマン・デイ、画家でもあったクレイン、建築家のヴォイジー、モリスの没後モリス商会の後継者にもなったベンソン、そして手仕事を大切にしたアシュビーです。モリスのデザインや思想をそれぞれに受け継ぎ、自身の考えを重ねて展開しました。壁紙やランプから食器まで、さまざまなデザインをご覧いただきます。
ウォルター・クレイン
ミュージック(室内パネル) 1870年
プリントで有名なリバティ商会の
プリント以外の作品も!
「リバティ・プリント」の名で、日本でもとても人気のあるリバティ商会のプリント。もともとリバティ商会は東洋の美術品や絹の輸入販売する店でしたが、やがて家具や生地も制作するようになります。モリス商会のライバルでもあり、理想を同じくする同志でもあったリバティ商会もアーツ・アンド・クラフツを語る上では欠かせません。展覧会ではプリント以外の品々もご覧いただきます。
リバティ・テキスタイル リバティ商会
アメリカで独自の発展をとげた
アーツ・アンド・クラフツの世界を紹介
すぐにアメリカにまで広がったアーツ・アンド・クラフツ運動。新大陸アメリカでは、イギリスやヨーロッパとは少し違った展開をしました。高級宝石商としても知られるティファニーが多くの人々の手に届くように量産したランプ、建築家フランク・ロイド・ライトが手がけたステンドグラスもご覧いただきます。
三輪のリリィの金色ランプ
1901-25年 ティファニー・スタジオ
イベント情報
2022年 10月30日 (日) |
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アクセス
〒183-0001 東京都府中市浅間町1-3
京王線東府中駅北口から
- 徒歩17分
- ちゅうバス府中駅行き「府中市美術館」 ❶下車すぐ
(8:05から毎時30分間隔で運行、100円)
京王線府中駅からバス
- ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」 ❶下車すぐ
(府中駅バスターミナル7番乗り場から、8:00から毎時30分間隔で運行、100円) - 京王バス武蔵小金井駅南口行き(一本木経由)「天神町二丁目」 ❷下車すぐ
- 京王バス武蔵小金井駅南口行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」 ❸下車徒歩8分
- 京王バス国分寺駅南口行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」 ❸下車徒歩8分
JR中央線武蔵小金井駅南口からバス
- 京王バス府中駅行き(一本木経由)「一本木」 ❹下車すぐ
- 京王バス府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」 ❺下車徒歩8分
JR中央線国分寺駅南口からバス
- 京王バス府中駅行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」 ❺下車徒歩8分
お車の場合は、美術館近くの府中市臨時駐車場(無料、60台収容)をご利用ください。